複雑な人間模様と感情を結び付けたクズの本懐

現在深夜アニメとしても放送されている「クズの本懐」ですが、わたしは原作を最新刊まで拝見し、今一番心に滲みる作品として楽しませていただいています。

自分と同じように楽しみにしている方もいると思うのでネタバレしないよう魅力を話していきたいと思います。

このクズの本懐。

「本懐」とはもとから抱いている願い。本来の希望。本意・本望のことを指します。

このタイトルの通り、出てくる主人公たちは本当にクズです。(笑)

ただ、クズですが絶対に誰しもが心の奥底に持っている感情なので、どこか自分に刺さるところがあるのが特徴かもしれません。

主人公たちは高校生。

お互いにお互いがかけがえのある存在、その存在をわかりながら、さみしさや思春期の危うさを埋め合わせていく。

ただ、お互いの存在に対する意識やそれを囲む周囲の人たちとの関係、どれをとっても切なくて苦しくて、クズなんです。

恋心を中心にまわっているこの物語、クズと書かれていますが、未来性や打算的な考えを抜いた、本当に一途で真っ直ぐな恋心なんです。

ただ、頭が良い分あきらめや悟ってしまう主人公たち、はとても報われない気持ちになります。

ただ、クズなのは主人公たちだけではなく、オトナはオトナで年の分だけもっとクズなキャラクターも出てくるんですよね。(笑)

ただ、そのオトナの悟りのその先や空虚さ、自分の存在価値を見いだそうとするところも
切なくなってしまいますね。

そんなことを思いながら、一方で私の頭は明日のワーゲンゴルフ査定のことが気になっていました。

まさに、現実と空想の世界を行ったり来たりしている感じです。

ちなみに、原作単行本コミックでは、テレビアニメよりももっと大きく関係性が揺らいできていますので、これからの展開も見逃せないものになっています。

もし興味のある方は一読してみてください。